分析発表演習攻略のコツ

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分析発表演習は、英語ではAnalysis & Presentation略してAPと呼ばれます。
このページでは以下APと呼びます。その名の通り、与えられた演習課題を「分析」し、分析した内容を他の受講生の前で「発表」するという演習です。

もう少し詳しく説明します。

「分析」は、所謂企業の経営分析ケーススタディに近しいものです。
架空の企業の内部環境・外部環境を説明した文章やグラフが渡され、当企業を改善するにあたっての方針や課題、リスク、実施計画などをプレゼンをするための「模造紙」に書くように求められます。

演習課題の内容は一概にはいえませんが、標準戦略からマーケティング戦略を問うているものが多いようです。また、模造紙の形式は企業によって様々です。A4、A3、一般的な模造紙と形態は様々です。

「発表」は概ね１０分程度が多いようです。他の受講生の前で自分の案を発表することになります。

実は全ての能力がAPで観られるといっても過言ではありません。

「分析」で思考面、「発表」で対人面を観ることができるのです。
詳しく言えば、「分析」では、意思決定力、計画性、問題解決能力が観られます。「発表」では対集団にたいする影響力、表現力等が観られます。

恐らく日頃から問題解決に意識して取り組んでいないとハードルが高い試験になるでしょう。

何故ならば、日頃から「なぜこうなるのか？」、「自分ならこうする」という事を考える癖が付いているかどうかが素直に回答に出てしまうからです。

従って、攻略するためのコツを簡単に言ってしまうと「私はこう思う」という自身の考えを意図と根拠を明確にしてプレゼンするということになります。

また、模造紙の形式は沢山ありますが、基本的な考え方は一緒です。すなわち、だから何というポイントアウトがはっきりしていることが重要です。このポイントは一般的なプレゼンテーションの原則と同じです。PREP等のプレゼンの基本は押さえておいた方がよいでしょう。